保育料無償化?幼児教育無償化? なんでこ〜なるの!?!?

2019年08月14日(水) | 保育

先日 毎年お世話になっている「りんごの木セミナー」に参加。

その中でも、汐見先生の「保育料無償化による波紋」の講座に参加してのことを書きたいと思います。
りんごの木代表の愛子先生もご自身が聞きたいからお願いした!という内容。私もなんでこ〜なるの?と不思議でならない事が多いので、知りたくて参加させて頂きました!

なるほどね〜!とよく分かったけれど「スッキリ」しない。

でも、同じように思っている方たちにせめて、、、、、、「なるほどね〜」とは思って頂きたいので、汐見先生のお話から分かったことをここにアップさせて頂きます。汐見先生、そして愛子先生 ざっくり過ぎましたら申し訳ありませんです!

 

1997年 自国の教育の中で保育、幼児教育を最も重視すること!と定めた!!

のは、ヨーロッパの話。さっそくガッカリ。。。。

幼児期の教育を手厚くする事がその先の国の経済を支えることに繋がる という考え方を始めとして幼児教育重視策というものを立てて、40項目を10年に1度見直しながら国家目標として取り組んで来た。

こうして、幼児教育を大切に考える中で 誰でも幼児期に教育を受けられるようにする後ろ盾として「3−5歳児保育料無償化」という考え方が生まれた。

20世紀の教育とは違う21世紀の教育を考えなければ、国が滅びてしまう。こうしてヨーロッパの国々が取り組みを始め、フランスは近々3−5歳児の教育を「義務教育化」するという動きになってきている。

そのころ90年代の日本は???

この動きさえ全く知らない。。。。
小学校の予備軍のような、おまけのような「幼児教育」への扱い。

しかし!日本も追いかけ始めたよ!2000年頃から。頑張れ!ニッポン!!

ヨーロッパ見てみろよ!日本も3−5歳児の無償化の案を考えよう!増税をして財源を確保する計画を立てよう!
これは教育という観点から見るのだから対象は「幼稚園」にしよう!

こうして「幼児教育無償化号」がいよいよ日本でも作られ、ヨーロッパに勉強に行ったりと走り始めます。
運転手さんは文科省!頑張れ!ニッポン!

2003年 いやいやもう保育園も幼稚園も中身に大差はないのだから、保育園も対象にするべきじゃない?

2006年 文科省が立てた「幼児教育振興アクションプログラム」によって幼稚園、保育園に加えて、認定こども園なる言葉が登場。とにかく幼児の教育を底上げしよう!というヨーロッパを追いかけた考え方が模索され始めた。

2008年 文科省が今後の幼児教育の振興施策に関する研究会などを開き、一生懸命ヨーロッパや諸外国の成功例を学び、追いかけようとする。

幼児教育を「誰もが受けられて」「質の向上とセットで」考えられる教育に対しても無償化へ向かい始めた!!!!

 

2009年 政権交代 チーン。。。。。。

*政権交代が悪かったわけではないのですが。。。。。。。この幼児教育の底上げに向けて!には悪かったかもね。

民主党が掲げる「介護」「医療」「年金」「子育て」を支えるのは全て社会福祉からのアプローチに。

これまで積み上げてきた文科省の研究はお蔵入り。。。。。

社会福祉としての子育て支援の一環としての「保育料無償化」の位置付けになってしまった。。。。

はい!「幼児教育無償化号」は運転手交代!文科省から厚労省へ。

再び 政権交代!!

ところが、、、、、

今の政権は、ここまでの無償化へのアプローチが全く異なっているのにも関わらず、一度も議論せず。

おーい!おーい!元々の運転手さんに戻したらどうなの??
文科省の運転手さん色々研究したでしょ〜〜〜〜〜

おーい!おーい!(せやろがいおじさんみたいになって来た 笑)

運転手は誰なの?
どこへ行くの??

元々は幼児教育の質を上げて、誰もがその教育を受けられるための 無償化だったはず。

何故ならば、その先にその教育を受けた子どもたちが経済的にも国を支える人になるから、、、という考え方だったはず。

無償化やるぞ〜!だけがひとり走った結果。。。。。

何の為に無償化にするのか?の議論がないまま、曖昧に進めた結果、誰のためか、何のためかわからないような仕組みになってしまった今回の無償化。。。。

例えば、、、、、

イギリスは、1週間に30時間までは無償です。1日すると6時間までです。それ以上預ける場合は有償です。

日本は、最大1日11時間まで無償で預かれます!!

こうなったら預けないと損!損!と預けっぱなしにする可能性も出て来る。こんなに長時間預ける国は先進国の中で日本だけ!

合わせて考えられていたのが、働き方改革。

ドイツ、フランスの1日の平均勤務時間は5.5時間−6時間!

だから、預けられる子どもたちも短い時間でいい!

それでも度々 保育園や幼稚園の先生たちがストライキを起こしたりするから、困ることもあるらしい。

さて、日本の1日の平均勤務時間は、、、、、、みなさんいかがですか?

私もアメリカに行った時に、日本人のお父さんはほとんど週末くらいしか家族と一緒にご飯食べないと行ったら「何で?????クレイジーだ!」と言われました。。。。

さて、気になるお給料。これでも日本より多いそう。

 

それからもう一つ!

無償化とセットで考えられていた幼児教育の質の向上。ここには保育士、幼稚園教諭の処遇改善も含まれていたが、無しに。

保育士、幼稚園教諭の賃金は、、、、、先進国26カ国の中で26位!最下位。どうやって質の向上するの???

フランスでは、1997年からの取り組みで10年後には小学校の先生と保育士、幼稚園教諭の給料が横並びになったとさ。

では、最下位の日本ではどうでしょうか?小学校の先生のお給料を100とすると、、、、、何と60だそうです(涙)

それでも保育の質の向上に向けて、目の前の子どもたちのために精一杯やっているぞ!!

さてさて、これが無償化への取り組みと実行への流れ。

なんてガッカリする国なんだ。

でも、それでガッカリして諦めていていいのか??

ただ無償化やっただけ。いいのか?これで。

幼児期に大切なのは勉強させることではなくて、「後伸びする力」「感受性期」を大切にすることだと言われている。

たくさんの子どもらしい経験、発見、実験、体験したものが、後に学問への興味関心に繋がり、その先に経済的に国に返してくれるものになるということ。

今はこんな国の状況だけど、目の前の子どもたちのために 私たちは諦めずに精一杯 子どもらしい時間を過ごせるように頑張るよ!

汐見先生の言葉の中に希望があったのは、、、、、

10年遅れてでも、きっと追いかけるはず

ずっと追いかけ続けるのかよ!!と思いつつも(笑)必ずその日は来ると信じて、幼児教育に真剣に取り組み、向き合っていくしか出来ることって今はない。

というよりも、今できることをとにかくやり続けることだけ。

大切なのは教育。
大切なのは人。

お金に目が眩んでる大人たちが、大好きなお金だって、人が頭使って生み出しているんだから!

いつか私たちが送り出した人が大人になって、国を変えてくれることを信じてる。

今すぐ大人の私たちがこの国を変えられなくてごめん!!でも、君たちの今を守ることに必死で頑張るよ!

絶対に!!!!諦めないって心に誓った1日になりました。

言い訳から始まる久しぶりのブログ「自分で決めるおひさま(年長児)の力」

2019年07月04日(木) | 保育

2018年度も無事に終了し、2019年度もとっくに始まってもう7月。

なぜこんなに空いてしまったかというと、ホームページの不具合が続き、なかなか正常運転に漕ぎつけることが出来なかった為。という理由が最大のものではあるけれど、やっぱりそれまでにも忙しさに負けてしまっていたことも大きな原因であることに違いはない。。。。

それでも投稿しなくちゃ!と思えたのは、先日のおひさま(年長児)のシーカヤックの日のこと。

シーカヤック自体が特別なことだったからではなく、日々の生活の中にある「自分へのチャレンジ」やら「自分で決めること」の積み重ねが見えたことが嬉しかったから。

夏の保育の活動の中に、シーカヤックで海に出る活動があります。

いつもは、ニッパーボードで、スノーケルで、泳いで、海に出ていますが、シーカヤックで出る海はいつもよりもちょっと遠くまで行けちゃう。

それが嬉しくもあり、ちょっと、、、いや、子どもたちにとっては大冒険でもあります。

いつもはおひさまの日のシーカヤックでは、何艇かに分かれて、大人1名プラスおひさま数名が一緒に乗って海に出ます。

ところが、今回は違いました。

子どもだけで漕ぎたい!!!

子どもたち数人が、そう言いだしたのです。もちろんtelacoya的には海況を見て判断。南寄りの風だったので、沖に流される事はない。行きはキツイけど、帰りは大丈夫。行きのキツさで挫けて、もし帰りは大人と乗ると言い出すのも受け入れよう。そんな気持ちで「いいよ!」と答えました。しかし、それを聞いていた数人は不安が募ります。
「大人に乗って欲しい」と言いました。もちろんその予定だったし、そちらがマイナスな訳じゃない。「いいよ〜!」

そこで、「子どもたちだけで漕ぎたい人」と「大人と一緒に乗りたい人」に分かれてもらい、配艇することにしました。

男たち3人チームは「オレたち行くぜ〜!」と子どもだけで乗っていいと言う状況に盛り上がっています。チーム名も「冒険ファミリー」と名付けてワクワクが止まらない様子。(でもその中の1人はちょっとだけ不安もありそう。ノリで乗り越えちゃうだろうな)

それに反して、絶対に大人と一緒がいい女子2人はやっぱりそれをちょっと恥じているような表情。そんな事は全くないと言うことをちゃんと伝え、自信を持ってもらいました。大人とだって君たちが漕がないと進まないんだから、大変だよ!一緒に頑張ろうねって。ニコッと笑顔になった2人は顔を見あって頑張ろうね〜とお互いの存在を確かめ合っていました。

自分の気持ちというよりはまだまだ「どっちでもいい」の新入園児のお友だち1名。

本当は大人と乗りたいけれど、すごく嬉しそうに挑戦することを喜んでいる冒険ファミリーチームを見て心揺らぐ5人の子どもたち。その中に、大人は浜で見送って、自分たちだけで向こうの島に向かって漕いで行くのだと勘違いしていた子がいて、大人も1人乗りのカヤックでちゃんと一緒に海に出るし、側にいるよと伝えると、ゾロゾロゾロ〜と「子どもだけ」の方に移動し始めました。

最後まで悩んでいた女子も、友だちと一緒なら、大人が側にいるなら、を何度も確認した上で、ヨシ!と「子どもたち」チームへ。

そうと決まったら、みんな何だか元気が出てきた様子。決めた道へ向かって意気揚々と準備を始めました。

漕ぎ方、前へ、後ろへ、右へ、左へ進む方法、乗り方、降り方を学び、いざ乗り込みました。

冒険ファミリーチームは右や左に迷走しながらも、目指す大人のカヤックに向けて進みます。沖に出てから、右回り、左回りの練習をしたり、大回りをするものの「1、2、1、2、」と自分たちで声を出してパドルを合わせ進みます。

3艇の子どもだけカヤックと大人同乗だけど大きなカヤックを漕ぐ2人が海の上で、迷走しながらも、目指す島へ向かう様子だけでも、感動です。

大人なら10分も漕いだら着くような距離を、子どもたちは30分くらいかけて漕ぎ切り到着しました!

ところが、1艇のカヤックはなかなか迷走が激しくて、同じところを行ったり来たりになってしまい、前に進みません。先頭に乗っているAちゃんがその自分たちの様子に心配になってきてしまいました。

ちょっと怖くなっちゃった。。。。。

半べそ気味になってそういったAちゃん。

私は、そのチームのシーカヤックの側の海上にずっと一緒にいたので「どうする?」と尋ねました。

「・・・・・・・・・・」

「降りる?やめる?」と尋ねると「・・・・・やめない!降りない!漕ぐ!」とAちゃん。

すると後ろのBちゃんも「もう一回漕ぐよ!」「1、2、1、2、」と大きな声を出して漕ぎ始めました。3人で声を合わせて漕ぐも、また曲がっちゃう。右に行きたい時は、、、、「どっち漕ぐんだっけ?」「右だ!」と漕ぎ始めるとあれ〜また反対行っちゃってる〜〜の繰り返しの末、行きたい方向の逆を漕ぐということが身についてきて、頭で考えるよりも身体が先に動き始めました。

すでに到着しているみんなが島の浜から「お〜〜〜い」「がんばれ〜〜〜〜」「こっちむいて〜〜」と大きな声で叫んでいます。そこに見えているのに、その友だちの前を右に左に行ったり来たり。

みんなよりさらに15分近く漕いで、やっとやっとやっとみんなのところに到着!!!

みんなも拍手でお迎え。

やり切ってちょっぴり疲れた笑顔はとても可愛かったです。

そして渡った島を裏側までグルリと探検。

そして、いよいよ帰り。

どうするかな?と子どもたちを見ていたら、、、、、

行きに頑張った仲間と程よいチーム感も生まれて、「帰りも一緒のチームで帰りたい」ということで一致。

激しく迷走したあのチームの女の子たちも「同じチームで帰る!!」と満場一致。全くめげていない。それどころか自信さえ感じる言い切り具合。

こういう時、本当に嬉しくなります。こっそり心の中でガッツポーズしたいくらい。自分のことじゃないけどね。

それじゃ、帰ろうか〜となった時。

帰りは子どもチームで帰ってみる

行きに大人と一緒のチームで来た1人が勇気を振り絞ってそう言って来ました。

すると他の仲間から引く手数多のお誘いが「一緒に乗っていいよ〜」「こっちでもいいよ〜」と。

「自分でどこに乗せてもらうか決めて、自分で言ってね」と声かけると、自分で声をかけに行き、前から順番にどこに乗るのかを相談し始めました。

仲間が増えて嬉しそうな子どもの表情と、行きに頑張る友だちを見て、きっと何かを感じたであろうその子の心の中を感じると、帰りはみんなと帰ろうと思った気持ち、そしてそれを口に出して言った勇気、もうそれだけで拍手です。

その彼女はとても恥ずかしがり屋さん。本当は芯の強い子だけれども慎重でもある。その彼女が勇気を出したことが大人もとても嬉しく誇らしい気持ちになりました。

最後の1人になっても自分で決める

さて、大人と一緒のチームだった残された1人。モジモジしている。「行きに話した通り、自分で決めたことでいいの、それだけ。どうする?」すると「大人とがいい」との返事。「了解!じゃ、今度は大人1人と子ども1人だけだから、頑張って漕がないとね〜」「わかった!」と帰りのメンバーも決まり一件落着。

いよいよカヤックに乗り込む時に「やっぱり子どもチームで帰る。。。。」「おお〜そう!じゃ、どこのチームに乗せてもらうか決めて、自分で」と声かけるとそれもスムーズに決まりました。

すごくすごく迷っていたんだよね。カヤックが海に出てしまう前に よし!って決断したんだよね。間に合ったよ!!!

大きなカヤックに子どもを2人乗せて来た大人は帰りは1人で帰ることに(笑)

「嬉しい誤算です!」と言ってくれました。

帰りも右や左に迷走していたけど、風も手伝ってくれて、行きよりもずっと早く元の浜に到着!

子どもたち全員が大人の力を借りずに、漕いで戻って来たことに大人から拍手!自信に満ち溢れる表情が可愛くて仕方がなかったです。もうすぐある親子dayでは家族で乗ることになっているけれど、子どもたちがまたあれこれ言い出しました。

親子dayも子どもたちだけで乗りたい!!!

せっかくの親子dayだから大人と乗ってあげようよ!

すっかりと上から目線になっておりました(笑)

さて、本番はどうなることやら。

子どもたちの底力を見せてもらって、大人も青空のようにすっきりとした気持ちの良い1日でした。

チームで保育をすると言うこと

2018年12月29日(土) | 保育

2018年もあと2日となり、平成が終わると同時に年賀状を終わりにする人が多いというニュースなども流れ、来たる2019年という年は何か日本にとって一つの節目のような年となるのだろうか?

いろいろ難しく考えると困難なことや取り組まないといけないことは山積みであるが、結局人の出来ることなんて高が知れていて、しかも私一人が出来ることなんて豆粒くらいのものである。でも、その豆粒くらいのことも山となればお茶碗一杯分くらいにはなり、それさえも積み重ねていけばバケツ一杯くらいにはなり、、、、と意外に大きな力になると言うことは、子どもたちとの毎日を過ごしていると日々感じるところである。

保護者の皆さんにもよく使う言葉で、紙一枚も重ねていけば紙とは思えない強さになると言うこと。

子どもの育ちって正にこれだと思う。

紙を重ねる早さはそれぞれ違うけれど、やっぱり10枚分の出来事は、10枚重ねた人にしか分かり得ない。ゆっくり10枚重ねた人、パッパと10枚重ねた人、出来るけれどじっくり重ねたい人、どんどん重ねてその先をどんどん見たい人。10枚重ねた先に見える世界はどう違うのだろうか?

そう言っている私は、そもそもじっくり重ねるより、どんどん重ねて次の世界を見たいと思っている性格だと自分では自覚しているが、この仕事をずっと続けてきて、そして、特にTelacoyaを始めてみて、紙一枚をしっかりと重ねる強さのようなものを実感することが多くなった。紙一枚をしっかりと重ねた強さは、鉄一枚よりも時には優位になることもある。強度では勝てないかも知れないが、重さでは勝てるし、重ねて行くと言う過程がある分、その出来上がった厚さ以上の付加価値があるはず。

重ねていく中で、身についた様々な事柄がその厚さで補えないものを補ってくれるはず。

ここ1年くらいの間にたくさんの困難に出会った私に、ある人から、「こんなに大変そうなのに、出来ない理由を探すより、出来る方法を探す人ですね」と言われたことがある。やりたいことをやりたいからやれる方法を探しているだけなんだけど、、、と思った。やりたい!でも出来ない。だったら〜とあまり回らない頭をフル回転させて、頭のてっぺんから湯気をシューシューと出しながら、何かうまくいく方法を考える。

そんな時に、私の性格が出て、だったら〜と考えた先にパパパパパ〜と紙を重ねて、ポーンと遠くまで飛んで行こうとするときがある。それならはじめの一歩は、最初の一枚は、何するべきか?と考えた時に、そのポーンと行ってしまった遠くの場所から自分の足元まで視点を戻すと、地道な内容が見えてくる。でも、それを重ねないでポーンと大きなものを乗せたのであれば、途端にバランスを崩して元も子もない状態になるであろうと言うことは、私にだって分かっている。だから、先を見た目線は常に足元に戻るわけである。

でも、いくら地道に重ねることが必要だからと言って足元ばかり見て進むなんてつまらない。それでも一歩一歩行けば、ついには千里の道も一歩からと言うように、いつかはどこかにたどり着くのだろうけれど、つまらない。そう言うタイプの人を心の底から尊敬するが、私にはつまらなくて出来ない。。。。

そんな風に考える私が今は二つの園を運営させてもらっている。たまに会う人が「すごいですね〜」などと言うが、すごいのは私の二つの園のチームなのだ!もちろん私の思いに賛同してくれる人たちが来てくれているので、そのチームを持っている私が「すごいですね〜」とか言われてしまうのかも知れない。

しか〜し!!!

私には到底出来ないような地道なことが大好きなスタッフがいたり、
私がポロポロこぼす物を拾ってキチーンと整理してくれるスタッフがいたり、
私がポーンと遠くに行きそうな時は「ほれほれ、、あなたちょっとちょっと」と
気づかせてくれるスタッフがいたり、
私のそのスピードに必死でついて来てくれるスタッフがいたり、
私の私生活まで心配してくれてご飯を届けてくれるスタッフがいたり、
違った視点でおもしろいアイデアを出してくれるスタッフがいたり、
自分の能力以上のことを課せられても「やってみます!」と苦しいだろうに笑顔で受けてくれるスタッ
フがいたり、
私がやらなくてもこのチームをまとめておいてくれるスタッフがいたり、、、、、

経理事務チームも、保育園の調理チームも、みんな一緒の一つのチーム。

今や30名弱のスタッフのチーム力が「すごい」のである。

2園の仕事納めの日に、それぞれの園でお疲れ様の会を企画してもらったが、どちらの園のスタッフも「保育が楽しい〜!!」「こんなにいいチームのメンバーになれて本当にシアワセ!」と言ってくれた。

職場として、ここしか知らないあるスタッフは研修で出会った人にいろんな話を聞いて「あら〜これは当たり前じゃなくてすごくシアワセなことなのね〜」と知りました、、、と言う話も出て大笑い。

毎日ゲラゲラ笑って、でも話し始めると真剣に「子どもにとって」の議論は白熱するような大人たちの集団を二つも持っている私は「すごい」のではなくて「すごく」シアワセなのである!

この素晴らしい仲間たちと一緒に、Telacoyaの保育とは?と言う議論をもっともっとみんなで深めながら、2019年も変わらずに「子どもたちのために」進んでいくのである。

Telacoya921に関わった、保護者の皆さんはじめ、たくさんの職種の皆さんにも感謝の気持ちで一杯です!!(もしや俺か?私か?と思った方はビンゴ!ですよ〜)

2018年ありがとうございました。

2019年も どうぞよろしくお願い致します!!

皆さまどうぞ良いお年をお迎えくださいませ〜

子どもの考えるゴミ問題とは?

2018年11月23日(金) | 保育

年長児の小学校見学が続いている。

自分たちの入学する小学校を出来るだけ見学させてもらい、授業を見せて頂いたり卒園した先輩たちの様子を覗かせて頂いたりしながら「小学校」に通う自分たちのイメージを膨らませている。

そんな中、先日見学に行かせて頂いた小学校に6年生が取り組んだ「プラゴミ問題」の大きな展示があり、亡くなったカメや大きなクジラからたくさんのビニールゴミが出てきた写真を見てきたことが印象に残ったようで、子ども同士の会話に「プラゴミ」という言葉がよく出てきた。

以前にも折に触れて話してきたが、年長児のこの時期だということ、そして、小学校での展示ということが重なり、グッと話が深められるようになってきた。

今日の子どもたちの会話の一部。

「この前のクジラのお腹から出てきたビニールとかは、誰かが落として風で飛んで行って、川に落ちて、それが海に行ってしまって食べちゃったんじゃないかな?」

「それじゃあ、ポケットからゴミを落とさないで下さいってtelacoyaのみんなで看板つくって町中に貼ったらいいんじゃない?」

「ゴミを捨てる悪い人は海に来ないでくださいっていう看板も作ろう」

「看板を作る人と海とか町中とかに貼る人と分かれてお仕事すればいいんじゃない?」

「その看板も飛んで行っちゃうとゴミになっちゃうから、木とかブロックとかレンガとか針金で絶対絶対ぜーーーーーーーったい飛ばないようにしないとね」

「紙は水に溶けてゴミにならないけど、木は土になるから大丈夫なんだよね?じゃ、ブロックはゴミにならないの?針金とかは風で飛んで海に行ったら危ないんじゃない?」

「そうだよ、だから看板に針金は使っちゃダメだよ」

「じゃ飛ばないようにすんごいボンドでつけよう」

「私はおうちのゴミを「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」と分けて捨ててるよ」

「燃えないゴミって何だろう?」

「ビニールとかだよ」

「燃えないってことは溶かせばいいんじゃない?」

「溶けてもなくならないじゃん」

「じゃ、石で細かくこうやって目に見えないくらいにしたらいいんじゃない?」

「何でもゴミになっちゃうから、スーパーとか行かないでみんなレストランでご飯食べればいいんじゃない?」(とりあえず 家からはゴミが出ない ということね 笑)

「でもレストランの人もキュウリとか買わないといけないじゃん。そうしたら袋がゴミになるよ」

「じゃ、袋いりませんって言えばいいじゃん」

「スーパーのビニールの袋を穴が開いたら、テープでとめて、すぐに捨てないでずっとずっと使えばいいじゃん」

「それじゃあ!いいこと考えた!!キュウリはみんなおうちで育てればいいんだよ!そうしたら、食べちゃうから、売らないから、袋が要らなくてゴミが出ない!」

「それいいね〜」

「でも、どうしても買わなくてちゃ育てられないものもあるよね」

「そういう袋も大事に使えばいいんじゃない?」

「でもまた穴が開いたら使えないからゴミだよね」

「ゴミにしちゃいけないから、家の中にそう言う使えないものを入れる箱を作ってそこに入れておけばいいんじゃない?」(それをゴミ箱っていうのではないでしょうか??笑)

「でもいっぱいになっちゃったらおうちがその箱だらけになっちゃうよ?」

「ビニールとかは、水に濡れなくて便利だから家中に結構あるよ」

「便利なんだから、ずっと使えばゴミにならないんじゃない?」

「便利だけど、ゴミにしたらクジラが死んじゃうんだよ!!!」

「じゃ、絶対捨てるよやめよう」(決意!笑)

「ずっとおうちに隠しておこう」(隠す?笑)

「燃えるゴミはどこで燃やしているんだろう?」

「燃えないゴミはどうするの?」

などなど。。。。。

 

 

目に見えないくらいの小さくなったプラスチックが海で魚のお腹に溜まってしまったら、お魚食べているみんなは、、、、、、と言うと「やだ〜!!!」「人間もプラスチックを食べてるってこと?」「じゃクジラみたいに死んじゃうかもしれないじゃん!」

 

燃えないゴミはどうしていると思う?と聞くと「ゴミ収集のおじさんたちがいるところで聞いてみようよ」と言いだし、「カロリが電話して子どもたちが行ってもいいですか?って聞いてくれる?」と言うので、「いいよ」と答えた。

さぁ これからこのゴミ問題をどう考えて行くのか?

是非クリーンセンターに行ってみよう!

大人の人も「どうしたら一番いいのかな?」ってすごく考えていることだから、簡単なことではないけど、みんなの意見すごくいいね みんなで考えることってすごくいいね と伝えたら嬉しそうだったな。

 

クジラやカメを死なせてしまったのは人間だから、、、とちゃんと分かっている。

だから、こんなに真剣に話し、いろんな想像を膨らませて、もう一度そんなことにならないようにしようと一生懸命なのだ。

やっぱり未来はこの子どもたちが作って行くんだな。

 

頭飾りと髪飾りは違う

2018年10月10日(水) | 保育

今日はおひさまの日。

今年のおひさまが、自分たち企画で迎えた初めてのおひさまの日。

「自分たちでお弁当を作る日」

空のお弁当箱を持って来て、昨日話し合った材料で作り始めた。

お米を研いで、野菜を切って、、、、

そんな和気あいあいの中の会話。

Aちゃん「この頭飾り自分で作ったんだ〜」

Bちゃん「え!ほんと!かわいいね〜」

Cちゃん「頭飾りと髪飾りは違うよね〜?」

Bちゃん「え?同じじゃない?」

Cちゃん「え〜同じじゃないよ!頭ってここのことじゃん、髪はここじゃん!」

Bちゃん「でもさ、髪の毛は頭に生えているから、頭の仲間じゃん」

Cちゃん「でも、これが頭で、ここが髪じゃん。一緒じゃないよ!ね〜」

D君「え〜そんなのどっちでもいいんじゃない?頭の仲間なんだし」

Cちゃん「どっちでも良くないよ!頭と髪は違うんだから!」

延々と聞こえてくる 髪は頭の仲間かどうかの会話に私の耳は釘付けになり、結論の出ないまま話が流れて進み、違う話になってしまったことが、残念でならないのは大人の私だけだろうな。

出来たお弁当を持って、気持ちの良い第二古墳へ。

海と空を眺めながら、山道歩いているうちにグチャグチャになってしまったお弁当を食べる子どもたち。

11月に迎えるお泊まり保育の話になったり、海ちゃんたちに教えてあげたいいろんなことの話になったり。

もう、髪は頭の仲間かどうかなんてことはどっか行っちゃったよね。

 

 

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