Daily Telacoya921
おうち幼稚園 おうちえんTelacoya921(テラコヤ)
での日々をお知らせしていきます。

おひさま劇場

2016年10月26日 (水) | 保育

子どもたちがやりたいと始めたこと。

子どもたちがお客さんに見せたいと準備したこと。

子どもたちがお話を考えて、小道具を作って、演じる場所を考えて、歌も歌詞を作って、進めて来た「おひさま劇場」

思えば「練習しますよー」「練習しなくていいの?」なんて大人はたったの一度も言ったことないな。

6月からこの10月までの間、一度も。

今日、おひさまだけで練習していい?

道具作ったけど壊れちゃっているから直していい?

歌を2番といつも間違えちゃうから、もう一度みんなで歌おうよ!

チケット作るのいつやる?

こういう声はいつもいつも子どもたちからだった。

大人がすぐに動かないと、心配になって何度も確認しに来たよね。

 

当日の朝。

一人一人が登園してくると、みんな緊張している。

遊びもどこか上の空。

 

出発前に一度おひさまだけを集めて丸くなってみんなの顔を見るようにとだけ言った。

 

すると肩を組み、顔を寄せ合い、口々に言いだした。

「みんなで力を合わせれば大丈夫だよね」

「失敗したってみんなで助けよう」

「みんなで一緒にやることだから心配しないで大丈夫だよね」

「よし!頑張るぞ!!!えいえいおー!」

 

一人一人の心細さや心配でいっぱいだった気持ちは吹き飛んだみたいだった。

 

そこから会場に向かう道々、歌は劇の最後の最後に唄う歌だからそこはカッコよくね、と声をかける。

すると、歌おう!と子どもたちが歌い出した。

まだ何となく気持ちがふわふわしているのか、何度も間違えてた(笑)

でもその度に大笑い!誰も責めない。あーまたやっちゃったー!あーそうだったそうだったー!と、和気あいあいと歌っている。

 

その様子だけで もう十分なほど「いいなぁ」と思った。

 

会場に着く。そこは広い芝生の上。後ろは海。ちらちらとお客さんが座っている。

 

一回、お客さんの席の周り走って来たら?と声をかけると わー!!!!と走り回る(笑)

 

そして、準備を始める。やっぱりまだ緊張してるなー!伝わってくるよ、ドキドキが!

おひさまの準備の間に、海ちゃん、お山ちゃんが前座のダンスを見せてくれた(笑)

おひさまも準備しながらそれを覗き見て笑い出し、ほぐれる緊張。

 

そして、いよいよ開演。

最初から最後まで子どもたちでやり切った。

 

終わってから、たくさんの嬉しい感想をお客さんから頂き、本当に嬉しそうな表情のおひさまたち。

 

お配りしたチケットには皆さんに感想を書いて頂いた。

お弁当食べながら、1枚ずつ読み上げていくと「何だか嬉しくて涙が出て来そうだ、、、」と。

「一人じゃ出来なかったね」と。

「おひさま全員がいたから嬉しかったんだ」と。

チケットも、1枚1枚手作りだったので、読み上げる前にチケットを見るだけで誰のものか、誰にあげたものか分かっちゃう。

それは頂いた側の海ちゃん、お山ちゃんも同じ。自分がもらったチケットはすぐに分かっていたよね。

それほど大切なチケットだったんだよね。

 

子どもたちのやる気と持っている力を信じて、精一杯そのやる気と力を引き出すことが大人の役目。

 

発表会ありきで、行事ありきでの保育をして来たけれど、子どもたちの見せたい気持ち、やりたい気持ちが熟した時が一番の見せ時。

6月から始めたけれど、夏休み明けには忘れちゃっているのかな?と思ったこともあった。

でも、ちゃんと子どもたちの気持ちは続いていた。だって、まだ出来上がっていないし、誰にも見せていないからって。

9月になってやりたいというので、やってみたら?と時間を作ったら、ほぼ完璧にみんな覚えていた。

自分たちから出た気持ちは本物だよね。

 

来年は発表会したいっていうかわからない。

来年のおひさまには来年の子どもたちにしか出来ない何かがあるはず。

それを見つけて、精一杯引き出してあげたいな。

それが何なのか?今から楽しみで仕方がないよ。

 

今年のおひさま劇場を見て、やってみたい!と思う子。

やりたくないって思う子。両方いるだろうな。

その時、また話し合って決めたらいいよ。

 

大人の思う立派な衣装じゃなくても、立派な小道具じゃなくても、立派な会場じゃなくても

おひさまにとっては、大切な衣装、大切な小道具、そしてみんなにぴったりの会場だったね。

 

翌日、動画を見て 自分たちにいろいろダメ出ししてたね。

そんなおひさまも愛おしいよ!

 

大きな自信になったのは間違いないね。これからもますます楽しみだよ!

 

https-::youtu.be:pAOjZytSYFM

海の運動会

2016年10月07日 (金) | 保育

おうちえんtelacoya921には運動会も発表会もありません。

でも、子どもたちからの発信であれば、それを形にするために大人も頑張ります!

今年はオリンピックがありました。子どもたちが興奮して話していました。ゴールの前で転んでも抜かされなかった人がいた、、、バトンを落とした人がいた、、、誰かが頑張っている姿に心が躍っているのがわかりました。

そして、毎年一色海岸で行われるミニトライアスロンの大会「HAYAMAN」
毎年ママやパパが出ていたので、知ってはいたけれど、何よりも今年は卒園児の1−2年生の姿に心が動かされていました。

このミニトライアスロンはスイム、パドル、ランの3種目。1−2年生がそれを一人でやりきる姿に、おひさまは「来年はオレも出るよ!」と言い出す子もいました。

順位じゃない!

やり切った あのカッコイイ1年生、2年生。

僕たちの知っているおひさまだったあのお兄さんたちが、とても辛い顔して泳ぎ終わって海から出てきた。すぐパドルを持ってまた走って海へ。フラフラになりながら戻ってきたら、すぐに砂浜をラン。見たことないような顔をして必死に走っている。そしてゴール。終わるといつもと同じように遊んでくれる。

カッコよかった。本当に。私たちスタッフもみんな涙がこみ上げてきました。

いつものtelacoyaの海遊びでニッパーボードを使ったり、泳げるようになったり、山遊びではトレランごっこをしたりしているおひさまが始めたHAYAMANごっこ。いや、彼らはごっこではなく、正真正銘のHAYAMANをやってたね。

そこで、いつもの「ビーサンフラッグ」(ビーチフラッグのビーサン版)、小学校の運動会を見てマネを始めた「騎馬戦」も入れて「海の運動会」をやろうということになりました。

3つの競技にはそれぞれおひさまの担当者がいて、担当のおひさまは競技の説明、進行などをします。

何度かやっている姿を見て、お山ちゃんにはHAYAMANは結構厳しいのでは??と感じたスタッフ一同。でも、ここで大人が決めてしまうのは筋違い。おひさまに相談しました。今までやってみてどう思う?と。

話し合いの結果。。。

みんなでやりたいと。

そもそも「田んぼチーム」の縦割りのチームがベース。その縦割りのチームの中で自分のチームのお山ちゃんの面倒はおひさまがちゃんと見るからということでした。

お山ちゃんには少々迷惑な話かもしれませんが(笑)どんな時も絶対に助けてくれるおひさまを信じて、懸命に頑張っていました。

「ビーサンフラッグ」

自分のビーサンを砂浜に立てて、スタートラインから走りビーサンを取って戻ってくるゲーム。
スタートのポーズもいろいろですが、子どもたちが決めます。例えば、、、ビーチフラッグのように腹這いで両手を顎の下で重ねてのスタートだったり、仰向けに寝てからのスタートだったりと色々。

毎回違うスタートなので、お山ちゃんたちはそれだけでもドキドキ。

海ちゃんたちは、おひさまに憧れて自分たちで決めます。妙なポーズになることも(笑)

砂浜を全力疾走するって大人はやったことありますか?結構大変なことです。子どもには勝てそうにありません。

お山ちゃんは、人のビーサン持って行ってしまう子がいたりといつも珍道中です。

海ちゃんは、女子が結構早いので、男子頑張れです!

おひさまは、みんな早くなって順位が毎回変わるので、誰にでもチャンスありです。

「騎馬戦」

二人が井桁に手を組んで一人を乗せる所謂「お神輿」と呼ばれるスタイルで、上に乗っている人の帽子を取り合うゲームです。

これも田んぼチームで相談の上、馬を強くするのか、上に強い人を乗せるのかの作戦を考えて臨みます。そうは言っても、おひさま、海、お山ちゃんのメンバー構成です。上に軽いからお山ちゃんを乗せて下を海ちゃんおひさまでがっちり固めるチームもあれば、おひさまが上でどんどん帽子を取るから!と馬をお山ちゃん海ちゃんで構成するチームも。どちらにもメリットデメリットがあることを経験して、おひさまはお山ちゃんを助けながら馬となり、海ちゃんを上に乗せて頑張ってもらうチームも。

上の人が「前に行って!!」と言っているのに馬が動かず、バランスが崩れてしまったり、馬ばかりが勢い出して上の人が落ちないように必死でつかまって帽子を取れずに終わっちゃったり(笑)

毎度ドラマありです。

「HAYAMAN」

田んぼチームの中で、スイム、パドル、ランを決めて、その田んぼチームが4チームずつ合体して、合計2チームで戦います。

最初の頃は、前の人から順番にスイム、パドル、ランと決めてしまって、スイムがお山ちゃん、パドルが海ちゃん、ランがおひさまということが多くて、スイムに任命されたお山ちゃんのプレッシャーったら。。。そこで、話し合って決めることになりました。お山ちゃんにどれをやりたいか聞いて、残りを海ちゃんとおひさまが話し合って決める。

田んぼチームでしっかりやり遂げることが、そのチームの結果にも繋がるわけです。

おひさまは一人で泳ぎたくないというお山ちゃんに付き添ったり、一人でパドルしたくないお山ちゃんに付き添ったりしながら、自分の番もこなすというアイアンマン(本物のトライアスロンに出る人たち)並みのタフさで頑張りました。

 

お山ちゃんは「海の運動会」に出て、一人で走る、一員として役目を果たすだけでもう十分に拍手です。今回、全員がやり遂げました。終わった後、始まる前までの不安そうな顔はどこかへ行ってしまい「楽しかったー」の笑顔が見られました。

海ちゃんは「それぞれの課題」に向かって頑張りました。海が苦手、チームの中で自分の要求、気持ちをどのようにコントロールするか、おひさまを手伝って頑張る海ちゃんの顔は、とても逞しく、終わった後は満足感でいっぱいの「楽しかった!」が聞こえて来ました。

おひさまはまた一つ上のステージに上がったような感じです。責任感とプレッシャーの中で、自分の力も出し切る。頭も心も身体もとても疲れていましたが、きっとその疲れは身体の真ん中でその子の心の芯に刻まれ、一つ上のステージでもまた頑張れる力の源になるような気がします。みんなのために、自分のためにの両方が考えられる立派なおひさまです!

今日の頑張る子どもたちを見て、共に心地よい疲れの中で次への期待が膨らむ私たちスタッフです。

実現出来て良かったね。たくさんの家族が見に来てくれて良かったね。全員でやり切って良かったね。

やり切ったみんながあの1−2年生と同じようにカッコよかったよ。

 

 

子どもの遊び場

2016年05月10日 (火) | 保育

世の中で保育園の建設をめぐって、近隣住民の方々から反対の声が上がっているという話をよく耳にする。

理由は、子どもの声がうるさいから。送迎の車の往来が危険だから。などなど。

マンションで子どもの声がうるさいという苦情が、管理会社に届く。

そして公園では、様々な考え方を持つ人たちが集まる。

公共の場だから。子どもだけの場所ではない。

先日、雨の日のこと。

製作などの活動があり、いつもより短い時間しか外遊びに出られないため、近く公園に遊びに行った。telacoya921の子どもたちにとっては、特別なこともなく、カッパの上下を着て、雨の中を出て行った。

雨の公園。誰も遊んでいない。子どもたちが歩くと泥が靴に付く。そのまま公園の遊具に乗れば、遊具が泥だらけになる。ブランコ、滑り台など。歩いた後の地面は、凸凹になる。

子どもたちにとっては、そのドロドロでツルツルなことがいつもと違って楽しく、大満足で帰って来た。

戻ってきたフタッフは浮かない顔をしていた。

その理由はすぐに分かった。

公園のご近所の方から苦情のお電話がすぐに入ったから。

telacoyaの子どもたちがやって来て、公園を一気にドロドロにして帰ってしまった。あれでは他の子が遊べない。綺麗にしていってほしい。大変にご丁寧な口調で、お名前も名乗ってくださった 。すぐに私は水と雑巾を持って公園に向う。

 

公園に着くと「なるほどね」遊具は子どもたちが遊んでいた様子が手に取るように分かる状況だった。

そこに、ドロドロのブランコに乗っている小学生がいた。私が滑り台の座面を水で流して拭いていると、不思議そうに見ていた。「ちょっとドロドロにし過ぎちゃってね」「ふーん」「ごめんね」「遊んじゃいけないの?」「いやーどうぞ」

二つの滑り台の座面だけを掃除して帰った。

「きれいに使う公園か、、、、、」

答えが出ないので、各方面の先輩方に相談した。

「公園の使い方について」もいろいろ調べてみた。

公園での泥遊びの賛否両論。自分も小さい頃やって楽しかったじゃない?着替え持ってきてないのに、他の子がやったらうちの子も始まっちゃうから困る。公園を使う後の人のことを考えたら、出来ない。などなど。

公園の水道を使っての泥遊び。飲み水としてあるのだから遊ぶものに使うべきじゃない。チョロチョロくらいならいいけど、たくさんはダメ。じゃ、どのくらいならいいの?

シャボン玉。洗剤が入っているわけだから、それを巻き散らかすのはどうなのか?公園で、家ではやらないくらい大量のシャボン玉液を使うのは如何なものか?

調べれば、ビックリするような案件が続々と出てきた。

子どもは、たくさんの制約の中でしか、遊べない世の中になってしまったのか。

子どもが、自由に遊びを広げることがこんなにも困難な世の中になっていたとは。

子どもは、どんな風にどこで遊べばいいのか?

悩みは膨らむばかりになってしまった。

 

そして、その数日後。

telacoyaの保護者を通して、さらに2名の方から苦情が来た。

翌日、地面が凸凹でストライダーが出来なかった

私たちは、公園を掃除して下さっている近所の方たちに感謝をしながら使っているのに

telacoyaの園庭じゃないのに

泥の靴のままベンチや遊具に乗って遊んだ後が汚い

雨の日に泥んこをさせたくない人もいる

telacoyaが泥んこにするから、そのまま泥んこで遊ぶ子が出る

などなど。

 

大いにドロドロで遊びなさい!って言ってくれるおじいちゃんもいる。

あらあら〜って迷惑そうなおばあちゃんもいる。

誰の言うことを聞いたらいいの?

誰の言うことが正しいの?

私たち大人は、子どもたちにどう伝えたらいいの?

 

たくさん考えて、やはりここはなんて言われても、telacoyaのやり方で子どもたちと考えることにした。

「この前、公園で、みんなですごい泥んこをした日あったじゃない?」

「うん!」

「あの日、楽しかった?」

「うん、スッゲー楽しかった!」

「良かったねー!それでさ、みんなに相談なんだけど。どうしても答えが出ないので、みんなにも一緒に考えてもらっていい?」

「いーよ、何?」

「この前のみんなが楽しかった後ね、公園が泥々で遊べない子がいたんだって。公園が泥々で座れない人もいたんだって。公園の地面がガタガタになって、ストライダー出来なかった子もいたんだって。どうしたらよかったと思う?泥んこやるのが、悪いことだとは私は思っていないんだよ。でも、困った人がいたんだって、それについてどうしたらいいと思うか聞きたいの。泥んこが嫌いな人もいるでしょ。そして、公園っていうのは、誰でも来ていい みんなの公園なの。みんなっていうと泥んこが嫌な人も、好きな人も、小さい人も、おじいちゃんおばあちゃんもみんな来るってこと。」

あ〜と一瞬みんな黙りました。

でも、その後、さすがtelacoyaの子どもたちです。いろんな意見が出ました。

「帰る前にさ、ちゃんと洗ってから帰ればよかったよね。」

「でもさ、靴がドロドロだとそのまま乗るとまた汚れちゃうよ」

「だったらさ、滑り台する前にはさ、木の枝とか葉っぱで靴の裏をきれいにしてから登ればいいんじゃない?」

「えーそれでも汚れちゃうよー」

「じゃ、靴がドロドロになった日は滑り台とかしないのは?ブランコとかも乗らないのは?」

「あーそれいいねー」

「泥んこしたかったら、山に行けばいいんじゃない?」

「山にも泥んこ嫌な人いたらどうする?」

「そっかー」

「でもさ、山は元々ドロドロじゃん!」

「そーだよねー(笑)」

 

次の雨の日。どこに行きたいかを話し合うおひさまたちが、この話し合いを踏まえてどんな答えを出すのか?

そして、どう行動するのか?

期待している。

 

大人が子どもの意見も聞かずにルールを押し付けるのだけはしたくない。教えてあげないといけないルールはもちろんある。

でも、教えなくたって、海にゴミが落ちていれば、拾ってくる子どもたちである。

山にプラスチックゴミがあれば、拾ってくる子どもたちである。

私は信じている。

 

不快な思いをされた方、ご迷惑をおかけした皆さま。申し訳ありませんでした。

今しばらく、子どもたちの気づきに心を寄せて、見守ってくださいますようお願い致します。

素晴らしい気づきの機会をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

支援先を決めました

2016年04月19日 (火) | ボランティア

この度の熊本地方を中心に発生した大地震への支援の仕方、内容などを熟考した結果、時期に応じて支援の形が変わることを、先の東日本大震災で学んだことから、今は下記の二本立てで、まずは募金を集めて送ることに決めました。

時期が来れば、支援の内容を検討しながら、出来る限り続けて行きたいと考えています。

ご協力頂ける方は、ぜひよろしくお願い致します。

 

一つはこちらです。

おうちえんtelacoya921、つみきのいえtelacoya921にて義援金を受け付けております。

【モンベル アウトドア義援隊】

http://about.montbell.jp/social/support/od_gientai/

こちらは、すでに南阿蘇地域にテント、寝袋などを運び込み、テント村を設置。

夜間には気温が2度となる地域にいち早くアウトドアでの支援を自力で持ち込んでいます。

モンベルの本社は、大阪で阪神大震災を経験し、このような震災に迅速に行動出来る会社であるということ。

北陸のモンベル倉庫から迅速に届け、次はすでにガソリンをタンクローリーで運び出して、向かっているそうです。

★義援金箱を設置してありますので、おうちえん(葉山町長柄)、つみきのいえ(葉山町下山口) どちらでも受け付けております。

振込の場合は、直接モンベル義援隊の方にお願い致します。

 

 

もう一つは、こちらです。

代表の私が実行委員長を務めさせて頂いている「葉山つながる広場」の方で募金を受け付けております。

【生活協同組合連合会 グリーンコープ連合】

https://www.greencoop.or.jp/kumamoto_shien/img/kumamoto_shien.pdf

こちらは、私自身が2011年の震災以来 応援をしている女川のゆめハウスさんを、5年間変わらず大きな支援を続けている団体だからです。

女川からゆめハウスの代表八木純子さんが、グリーンコープ熊本へ講演に呼ばれたり、震災後に始めた女川のおばあちゃんたちが作っている布草履

の発注は全国一の数でした。

今回は、女川からも是非お返ししたいとの意向を聞いています。私たちも応援させて頂ければと思っています。

★寄付金の振込先

①ゆうちょ銀行
記号:10210-2 番号:45638611
口座名義:葉山つながる広場(ハヤマツナガルヒロバ)

②他銀からの振込み
ゆうちょ銀行
店名:〇二八(ゼロ二ハチ)
店番:028
預金種目:普通
口座番号:4563861
口座名義:葉山つながる広場(ハヤマツナガルヒロバ)

 

 

そして、宇土市に住む卒園児家族へ。
子どもたちの歌、手紙、絵、そしてtelacoyaファミリーからの気持ちを用意しました。
ずっとずっと繋がっているから。
離れていても心は一つだよ。

 

2016年度 スタート!

2016年04月15日 (金) | 保育

4月5日 進級式!

今年もスタートしました。一つ学年が上がっただけ。春休みが終わっただけ。なのに、進級した子どもたちはなんとも頼もしい顔になってやってきました。自信たっぷりの顔して。

9日土曜日の入園式に向けて、早速準備を始めました。

司会進行はおひさま。歌で応援は海ちゃん。そして、毎年恒例おひさま劇場。

今年は♬おひさまの好きなことなんだろな?♬の絵と歌。やったらヘイヘイヘイとノリが良く、ダンスもついてノリノリ。なんだかマジメくんだったこの学年も進級して頼もしくなった上に、ちょっとハッチャケてきてそれも嬉しいところ。

そして、入園式当日。

極度の緊張でガチガチのおひさま。ビートたけしかと思うくらい、肩首をコキコキ動かしリラックスしようとしている(笑)

そんな訳で、いつものノリノリさは最小に。。。。残念。でも無事に司会とおひさま劇場をすることが出来ました!

 

保育が始まると、はっぱちゃんはもちろん涙涙、、、でも、ひょんなことからあれ?泣き止んだ?そして遊ぶ遊ぶ。家の周りをくるくる走り回るだけでもきゃっきゃっと楽しそうな声をあげて。

今年のはっぱちゃんは、何だか体力ありそうだぞ!

そして、新お山ちゃんは、朝だけ泣いちゃう人もいるけど、ほとんど平気!お弁当食べて元気いっぱいにお山も歩きます。

海ちゃん、おひさまは、早速、大豊作で楽しいタケノコ掘りに毎日のように出かけます。

手掘りです。(山の持ち主さんに了解を得ています)

木の枝とか使って、周りの土を柔らかくして、グラグラしてきたら、みんなでぶら下がってポキン!ゴロゴロゴローとタケノコと一緒に転がり落ちます。

タケノコを掴んだ友だちにぶら下がり、またその友だちにぶら下がり、ズボン掴みすぎて脱げてお尻出ちゃったり!滑り落ちるところを必死でつかんだのが、靴で靴が脱げたり!大人も一緒に転がり落ちたり!

毎回、最後は大笑いです。

 

でも。

今年は気負いすぎたおひさまが、進級3−4日にして、バディをリタイア。昨年は2週間くらい、その前の年は1ヶ月くらいでリタイアだったので、歴代最短記録です(笑)
*バディとは?
小さいお友だちのお世話をするときのパートナー。大きい子が責任を持って1日気にかけ、お手伝いをします。

マジメ過ぎて、気を張り過ぎて、今年の小さいお友だちは、全然大変じゃないのに、自爆気味のおひさまです(笑)一休みしてまたおひさまとして頑張っってねー!!

小さいお友だちはお兄さんとお姉さんが大好きです!
これからもたくさん遊んであげようね!

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本気の種

2016年03月20日 (日) | 保育

IMG_3443今年も無事に卒園式が終わった。

毎年の事だけど、このとてつもない寂しさと、とてつもない喜びの入り交じったこの感じ。30年同じ。3月の匂いと共に思い出す。

毎年3月に大切な子どもたちを送り出し、4月にまた新しい大切な子どもたちを受け入れる。

それにしても、なんて尊い仕事をさせてもらっているんだろう。改めて想う。。。。

大人も子どもも本気でぶつかり、本気で考え、本気で怒って、本気で泣いて、本気で喜ぶ。

子どもの世界に本気じゃないことってあるんだろうか?

生まれてすぐの赤ちゃんは、お腹が空いたら本気で泣いて、気持ちの良い時は本気で笑って、気分が悪くなったら本気で泣いて、、、

いつから子どもたちの中に「本気」じゃないことが生まれるんだろう?

なんでも、経験から「今」が生まれる。

その人の経験値がその人を作り上げる。経験していないことを、経験した人以上に身につけるのは至難の技である。いや、それは出来ないな。

その中で、「本気」じゃない方がいいことがあると「本気」のエンジンを全開のトップギアから、3速に落とし、2速に落とし、、、とセーブすることを覚えるのだろう。

それはどんなことだろう?子どもに諦めさせることって。

基本的にトップギアで「本気」をぶっ飛ばすはずの子どもが、そうならなくなるのは。。。

そう考えていて、ふっと気づいた。

逆かな?今の子どもたちの中で「本気」で遊び倒し、「本気」で腹が減ったと感じ、「本気」で人と向かい合い、「本気」で怒り、喧嘩して、「本気」で笑い合うことが少なすぎるのではないかなか?と思えてきた。

 

それは、大人にセーブされて育つから?

 

子どもたちは、本当の「本気」を知らされないのに、大人は、子どもたちに「本気でやれ」って言う。

 

卒園に向けて、卒園児の保護者の皆さんからお手紙を頂いたり、式でもお言葉を頂いたり、謝恩会でもいろいろなお話を頂いた。

私たちが良しと信じて保育をしてきた日々に対して、客観的な言葉で教えて頂ける最高の機会。

その中に、「頑張るということは、どういうことか?そのことが出来るようになるために、本気でその方法を話し合ったり、考えたりすること、違う方法を見つけたりすることも含めて、telacoyaではやってきたはず。だから、みんなは頑張ることが出来ると思う」という子どもたちへの素敵なメッセージも頂いた。

そうだ。「本気」を伸ばして来たんだ。

今まで、いろんな例題出して、telacoyaの保育とは、、、を伝えて来たけれど、これからはシンプルにこれにしよう。

子どもが元々持っている「本気」を壊さない。「本気」の種を育てて、芽を育んで行くのが、telacoyaスタイル。

どの子にもある、違う種類の「本気の種」をちゃんと伸ばします!

「時には親以上に本気で向き合い、叱ってくれて、受け止めてくれて、、、」

「子どもと子ども、先生と子どもが本気でぶつかり合っているからこその信頼関係」

たくさんの嬉しい言葉を頂いた。

そう、本気で叱るから、いや、本気で叱ったからには、そこで傷ついた心も本気で受け止めるし、なぜ叱ったのか?何を伝えたかったのか?きちんと伝わるまで、本気で最後まで付き合う。

その覚悟があるから。

「海や山で「本気」で遊ばせるのも、先生たちの覚悟があってのことだと思います」とのお言葉もありがたかった!

保育には、覚悟が必要なんです!保護者のみなさまには、そこを信じて頂けて、本当に感謝です!!

 

私からのお祝いの言葉は、あるエピソードに変えさせて頂いた。

卒園3日前に、卒園児たちの最後の本気の話し合いが生まれたから。

思い出しても泣けてくる。

どうせ、、、とか、仕方ない、、、は、telacoyaの子どもたちの辞書にはない。

とことん話し合うから。

 

そんな君たちを見ているから、自信を持って送り出せたよ。

君たちなら、出来る。いいことも、そうでないことも「積み重ね」る大切さを知っているから。一つも無駄なことなんてないこともね。

 

今年の君たちが、後輩に残してくれたこと。

私たち、大人も子どもたちもみんなで大切にしていくね。

 

本当に卒園おめでとう!

新しい世界の扉を開けて、羽ばたいてね。

 

 

 

2月29日 

2016年02月29日 (月) | 保育

今年はうるう年。

1日多いことが、この時期にはとっても貴重。

おひさまと一緒に居られる日が1日多い。

とっても得した気分です。

明日の3月からは、2月中1ヶ月みっちりと「研修生」として引き継ぎを受けた海ちゃんが独り立ちします。 リーダーの仕事をおひさまから受け継ぐのです。

朝の仕事。

お昼のお手拭きタオルを濡らして絞る。リュックに入れる。朝の出席お名前呼び、人数数え。

お昼の仕事。

お弁当になったらお手拭きタオルを全員に配る。散歩の出発時には常に人数チェック。1日中「リーダー!」と呼ばれたら、全体の仕事をする役目。

帰りの仕事。

帰りの会。明日のリーダーへの引き継ぎ。 そして、海ちゃんたちが帰りの掃除などを全部引き受けます。

こうして、おひさまへの一歩を踏み出します。

おひさまが見守ってくれる中で。

4月になったら、そのおひさまもいません。本当の一歩が始まります。

研修生〜!なんて呼ばれたた2月。

お手拭きタオルの絞りが甘く、ビショビショ。お昼に配ってもらってから、全員が自分で絞り直すことも(笑)

こんなに濡れていたなら、リュックも重かっただろうに。。。。

朝のお名前呼びは、意外にも前に立つと緊張したり、おひさまの耳打ちで助けてもらったり。

教える方も、もどかしさを抱えながらも、ぐっとこらえて研修生の出方を見る子。すぐに教えようとしてしまう子。教え方も勉強です。

そんな教え、教えられの上の2学年を見ているお山ちゃん。

しっかりと何かを感じ取っているのが分かります。

お山ちゃんの中で、大きくなったら何になりたい?という話をしていました。サンダーバード!おまわりさん!などという中、「おひさまになりたい!」という子がいました。

それほど、みんなから憧れられるのが「おひさま」 あと少し。みんなを引っ張り、そして守ってね。ありがとう!

おひさま 大好き〜♬P2270100

いろんな気づき

2015年12月03日 (木) | 保育

月に一度のおひさまの日。

山で自分の竿のする竹を取って来てから、自分の竿を作ったのが、9月。

なぜ釣りをしたいと言い出したのか?と言うと、「浦島太郎」のお話しをtelacoya劇場で劇遊びをしたから。それも、telacoyaオリジナルバージョンで作り、「うらし またろう」という人が主役。その「またろう」が釣りをするので、そこから本当の釣りをしようということになりました。

【1回目】

まずは、釣りの道具作り。

より戻し、ゴム管、ウキ、釣り糸、釣り針をどういう仕事をするものなのかを一つ一つ説明しながら、つけていきます。(ここは大人の手も必要)そして、初回はイソメを釣具屋さんで購入して釣りに臨みました。

ウキから目を離さないこと。それだけ伝えると、みんな糸を垂らしジーーーーーーッとウキを見ています。そして、なんと次々ヒット!

釣り針から外すのは、まだ大人の仕事。ちょっぴり危険な魚もいるので、それを見極め説明します。でも、詳しい魚の名前は、帰ったら図鑑で調べよう!とみんなで模様などをよーく見て覚えて帰りました。

帰りに魚を海に逃がし、telacoyaに戻って図鑑を早速見始めました。なかなか自分の釣った魚が見つからない。諦めかけていた時、Aくんが「あった!!これだよ、この模様だった!!」と本当に根気よくページをめくった結果、見つけることが出来ました。

それは、フエダイの赤ちゃんでした。他には、ギンポ、ハオコゼ(釣った本人は毒の魚を釣った、、、と言ってました)

それぞれのページに、ポストイットで釣った人の名前と、釣った日を貼りました。何度もそのページを開いては、とても満足そうな表情のおひさまたち。

【2回目】

あれから、なかなか行けなくて、12月になってしまいました。

2回目ともなると、準備も早い。釣り針は、ブラブラしないようにちゃんと竿のトップの麻ヒモに引っ掛けて、自分のバケツ持って、ライジャケ着て磯場へ。その姿は、ベテラン釣り師たちのようです(笑)

今回は餌を購入していないよ!と言うと、さてどうするか?という話し合いがお弁当を食べながら始まりました。

B君「オレの覚えている釣具屋があるから、今からそこに行ってみよう。」

私「そこに行ってみて、無かったら?」

B君「次の店探そう」

私「お店探して、今日は終わっちゃうかもね」

A君「前に言ってたヤドカリでエサにすればいいじゃん」

C君「あーー!それいいね」

B君「その方が、すぐ釣りできるね。そうしよう」

私「なんでも買わないで出来る方法考えてみるといいよね。何にもお店のないところにいたら、どうする?」

みんな「‥‥」

私「昨日、山で見つけた木の枝と紐や蔓で弓矢作ったり、釣竿作って遊んだりしていたじゃない?あれでいけるよ(笑)」

A君「そうだ、道具も作ればいいんだ」

C君「じゃ、ご飯はどうするの?」

D君「作ればいいじゃん」

C君「そうだけど、その、、、作るものとかはどうするの?お水とか」

A君「川にあるよ。ほらカロリ(私)が火傷した時、川があってよかったじゃん」(以前に河原でお湯沸かしていて火傷しまして、ずっと言われ続けています。すみません)

C君「あーそうだったね」

B君「あーまたお湯沸かしてラーメンとか作りたいなー」

C君「いーね!」

私「じゃ、今度みんなで火を熾してお湯を沸かしてラーメンでも作る?」

A君「やろう!でも、またカロリが火傷するといけないから、バケツで水持っていくか?」

D君「海でやればいいじゃん」

A君「火傷したら海の水はダメなんじゃない?」(あくまでも、私が火傷をする前提)

B君「そうだ、しみるよ。痛いよきっと」

A君「だから、やっぱりバケツに水入れて持っていかないとだ」(やっぱり私が火傷をする前提)

C君「お水をバケツに入れて持って行ったら、こぼれちゃうよ」

B君「いいこと考えた!ホース持っていけば、こぼさないし、じゃーってカロリにかけられる」(まだ火傷することになっている)

A君「どこに水道あるんだよ!山ん中だぞ」

B君「あ、そうか、、、、あ!じゃ、バケツ空っぽで持っていけばいいじゃん。川の水があるんだから」

D君「じゃラーメンも川の水で出来る?」

私「ちゃんと沸かせば使えるかもね。調べとくよ」

みんな「すげー!じゃ、水持っていかなくてもいいってことだ。川があるとすげー!!」

私「じゃ、ちゃんとみんな火をつけてよ。どうやるか調べておいてね」

なんて話しているうちにお弁当も終わり、釣りを開始。

小学生のtelacoya LABOでのやり方の話を思い出しながら、ヤドカリを探して、石で貝を割って、エサにしました。

岩場に行く砂浜は、今日は満ちていて渡れそうにない場所もありましたが、波のリズムを良く見て、引いた時にさっと渡り、岩に登るやり方も上手。そういう姿に頼もしさを感じました。

自分で針につけて、竿を垂らすと、ヒット!

ギンポとハゼでした。

今回は、「その魚を持って帰って食べたい」という話になりました。釣った子がおうちに持って帰って食べることに。

翌日、どうやって食べたかを海ちゃん、お山ちゃんに話してくれました。

海ちゃんの中には、まず生きているヤドカリを餌にする話のところで眉毛がハの字になっている子も。

さらに、生きているお魚の調理法を聞いて、さらにハの字に(笑)そして、「かわいそう、、、」と呟く子まで。

すると、おひさまの女子Eちゃんが「かわいそうじゃないよ。そのお魚は食べたB君の体になっているだから」とすかさず言いました。

ヤドカリとお魚の命を頂いて、B君の体に入って、B君の元気な骨や血や筋肉とかになるんだね。
B君もみんなの体も、誰かの命で出来ているんだよね。

おうちで、釣った魚を食べた瞬間のB君の「美味しい」と言った顔は今までにないような表情だったそうです。

自分で作った竿で、自分でとった餌で、自分で釣った魚を食べる。

最高の経験をしたね。

すると海ちゃんたち「telacoyaの全員の分のお魚釣ってよーおひさまたちー!お願い〜」と。

「それじゃ、毎日釣らないとダメだな〜」と嬉しそうなおひさまたち。

そうすれば、「うらし またろう」に本当になれるね!笑

子ども同士で育ち合うこと

2015年11月20日 (金) | 保育

telacoyaでは、常に「子どもたちとってどうなのか?」「大人の都合や目線になっていないか?」を考えます。

子ども同士で育ち合って欲しいと願っていても、それに向けて脚本を大人が作るわけには行きません。

でも、必ず「子ども同士で育ち合う場面」が生まれます。ここか!?というところで出くわします(笑)

その度に、ああ、日々の保育間違えていなかったな。。。と後から再確認すること、とても多いです。

わがままじゃない?

少し、長い間お出かけをしてお休みしていたお山ちゃん(年少児)のAちゃん。

しばらくぶりだし、日常が戻るまで少々時間かかるかもね、と大人は数日の間 様子を見ていました。

そんなある日。いつもの山の休憩場所で、お水を飲むのが遅くなり、次への出発に少々手間取りました。それでも、みんなの後ろ姿はちゃんと見えているので、追いかければ済むこと。よくあることです。いつもならニコニコ追いかけていきます。

でも、この日のAちゃん「みんな 待ってて〜〜〜」と泣き叫び、手が動きません。

追いつくものも追いつかなくなってしまう状況。

なんとか、急いで支度をして追いかけ、涙はパッと引っ込みました。

そして、次はお昼の準備。シートにサッと座って準備を進めることにまたまた出遅れました。telacoyaでは、空いているところを自分で見つけて座ります。おひさま(年長児)が手拭きタオルを配り、手を拭いた人から「いただきまーす」と食べ始めます。

でも、その日のAちゃん。「Bくんの隣に座りたい!!!!」の一点張り。すでに食べ始めているみんなにそれをアピール。

みんなが「こっち空いてるよー」と空いているところをいろいろ伝えるも「ここがいい!」と動きません。Bくんも、その両隣の子も、みんなお弁当広げて食べ始めているので、動くに動けず、あっち空いてるよとアドバイスするのみ。

他のみんなも食べながらも、どうしたものか?と困っていました。大人は、子どもたちがどうするのかを見ていました。

どこかで諦めて空いているところに行って食べ始めるかな?と思って見ていましたが、頑として動きません。

食べ終わりそうな子も出てきました。それでもAちゃんは「ここがいい」と泣いて動きません。

「わかったよー」とBくんの隣にAちゃんのスペースを空けるべく、全員がズリズリ横に移動。お弁当をひっくり返したり、色々になりながらも場所を空けました。

やっとAちゃん食べ始めます。

そんな訳で、食べ終わるのも遅くなり、次の移動の際、食べ終わっていないということに。

その日はそこの山の上から、逗子海岸まで行って、逗子海岸で遊びたいというのが、散歩コースを決めた子どもたちの理由でした。しばらくは、山の上で遊んでAちゃんを待ちました。でも、一向に急がない。一向に終わらない。

終わった??と何度か聞きに来る友だちに「まだー」とAちゃん。

このままでは、逗子海岸に行って遊ぶ時間はなくなってしまいます。「どうする?先に行ってる?」「後から追いかけるよ」と待っている子どもたちを話しているのを聞いたAちゃん。「ダメーーーーまだ行かないでーーー」と大泣き。

Aちゃんに「私が待っているから、後から一緒に行こうか?」と聞いても「ダメーーー」と大泣き。

「じゃ、このままみんなにずっと待っててもらうの?もう大分待っていてもらっているの分かってるよね?」

「うん」

「だから、後から行こうよ」

「ダメーーーー」

子どもたちからも、「逗子海岸で待っているからさ、来てね」という声も出てきて、先に出発してもらうことに。

大泣きに泣いて、なんとか終わって追いかけます。

遅れること、20分以上。逗子海岸が見えてくると「あー!Aちゃん来た!」と駆け寄ってくれる友だち。

「ほら、待っていてくれたよ。良かったね。」

「うん、ありがとう」

たくさん遊んでの帰り支度。

またまた出遅れ気味になり、あれが出来ない、これが出来ないと大泣きのAちゃん。いつもなら出来るのに。とても上手に。

今日はよく泣いちゃうね、、、と、海ちゃん(年中児)のCちゃんが手伝う、おひさま(年長児)のDくんも手伝う。

海ちゃんのEくんが「あのさ、泣いていても出来ないよ。やっちゃおうよ」と声をかける。

「だって、だって、、Cちゃんがやっちゃったからー」と泣く。

Cちゃん「え?Cは、出来ないって困っているから手伝ってあげただけなのに、、」と困り顔。

「Dくんだってやっちゃったー。一緒にやりたかったのにーー」と泣く。

Dくん「ちょっとちゃんと聞いて、靴がないって泣いてるから、ここに持ってきてあげただけでしょ」

「そーだけどーー」と泣く。

これから50分くらい山登って帰らなければならない子どもたち。

みんな準備万端、リーダーも人数かぞえを終えて出発をするのみ。

Aちゃん、まだまだ準備出来ていない。

今日は、ゆっくり付き合うか、と思いながら「みんな先に帰っていていいよ。私また後から一緒に追いかけるから」と子どもたちに声をかける。

「ダメーーーーーーーーーー」と大泣きのAちゃん

みんなは出発しかけるも、あまりの大絶叫に全員戻ってきた。そして、みんなでAちゃんを囲む。全員で囲む。

「ねぇ!泣いているだけで支度しないと、後からだって出発出来ないよ!」

「何が出来なくて泣いてるの?泣いていても仕方ないよ。何が出来ないか言ってみて」

「やってあげようか?」

「ヤダーーーー」とまた泣くAちゃん

こんな繰り返し。

いい加減に私も「ねぇAちゃん、これは わがままっていうんだよ。手伝ってもらうのもイヤ、先に行っちゃうのもイヤ、ただ泣くだけ。それはずるいよ。だから、みんな 待たなくていいから。私が待つから。みんなは、これ以上遅くなったら、おやつ食べる時間もなくなるし、先に行っておやつ準備しておいて。間に合わなかったら、食べていていいから。必ず行くから。」

すると、おひさまの男の子数人が「いいよ、おやつ食べなくても」と。

それを機に「いいよ、おやつ食べられなくても、待ってるよ」「だから、早くお支度して!ね、Aちゃん!」と子どもたちが口々に言い出した。

「え?本当に?全員おやつ食べられなくなっても、いいの?Aちゃんのこと待ってるの?」

「そう」怒ってもいない、笑ってもいない。Aちゃんを信じる顔。

大人のこっちが泣けて来た。

「Aちゃん、みんな、おやつ食べなくてもいいって。それでも、Aちゃんと一緒に帰れるように待ってるって。どうするの?それでも、ただ泣いているの?今、Aちゃんがするべきことは、泣いてること??」

「違う。お支度する」

ここからは、早かった。

全員でここから走って帰れば、みんなおやつ間に合うかも!?!?ということで、みんなで山道ダッシュ!

全員おやつを無事に食べられましたとさ。

そして、、、、、、

数日後。Aちゃんのお母さんから。

本人が わがまま言いすぎたと言ってること。

みんなに合わせる顔がないような「後悔」をしている発言があることを伝えてくれました。

 

しっかりとAちゃんの心に伝わっていて嬉しかったです。

 

骨折した友だち

お家で転んで右腕を骨折してしまったFくん。

子どもたちに伝えると「え?どうなってるの?包帯?」「どっちの手だろう?右だったらご飯食べるの大変だ!」などと心配していました。

右だって、と伝えると「エーーー!」

そこで、みんなで右手をTシャツの袖から抜いて隠して、左手だけで散歩の支度をすることにしてみました。

やってみると。。。。。

「帽子がかぶるの大変だった」

「リュック背負うのが難しかった」

「トイレが難しいよね」

「帽子の紐がうまくできない」

いろんなことが分かります。

「あ、水筒開けられないんじゃない?」

「お着替えはどうするんだろう?」

「みかんむけるかな?」(笑)

出来ないんじゃないかな?と思うことへの想像が広がります。

Fくんがtelacoya来たらさ、手伝うよ!

僕も、私も!

相手の気持ちになること。

大人も出来たら、、、、戦争なんて起きないのにね。

 

 

ご報告

2015年10月16日 (金) | ボランティア

水害被害に遭われた常総市のボランティアセンター2カ所へ支援物資を送りました

この度の水害被害に遭われた地域の皆様に心より、お見舞い申し上げます。

1日も早い復興を心より願っております。

 

2011年の震災以来、ボランティア仲間が出来た私。

今回の水害被害を見て、すぐに冷静に行動に移した仲間に、私の現状を伝え、現地には行けないが出来ることをしたい旨を伝えると、現地の情報を流してくれました。

ミネラルウォーター、タオルが足りない。今!今欲しい!

そこで、2日間だけ、telacoya921の保護者に呼びかけ、集まった分だけを少しですが、9月末に送りました。

ミネラルウォーター 2リットル x 6本

タオル       新品、洗濯済み合わせて、みかん箱2箱分くらい

ボランティア仲間を通して、届いたよ、ありがとう!という連絡を頂きました。

仲間たちは、10月の連休も、週末もほとんど駆けつけています。

未だに泥出し、また泥だらけになった家財の運び出しが行われているようです。

水害の被害の厄介なことは、家があっても一度水没してしまったものは、ほとんど使えないということです。

カビが生えてしまったり、処分に困ったり、やはり2011年の時と同じく、皆さん、ご自分の家のことは自分たちでなさろうとして、疲れ果ててしまっているような状況も見えてきます。

家が残った方には、そのようなご苦労があり、家を流されてしまった方は、避難所暮らしが1ヶ月以上続いているのです。

避難所に暮らす方々には、毎日食料や水分は届くものの、温かい食べ物が届くことは難しいので、温かい食べ物が喜ばれるとのことです。

実際に、私たちが支援している女川のお母さんたちが炊き出し支援に行ってきました。女川のお母さんたちのご飯は本当に美味しいので、大変に喜ばれたようです。

ボランティア仲間たちは、あなたは今あなたがするべきことを頑張って!と言ってくれます。

実際に、一色から下山口への引越し、11月1日プレオープンのこどもとしょかんの準備。

毎週末、仕事をしている感じです。

それでも、アンテナ張って、現地に行かなくても出来ることをしていきたいです。

逗子葉山の災害ボランティアネットワークの皆さんは、20日(火)に常総市へバスで向かうとのことです。

どうぞお気をつけて、行ってらっしゃいませ。

新しい情報をお待ちしております。

自然災害は、明日は我が身。いつそうなってもおかしいことはありません。

少しでも心を寄せていたいものです。

 

 

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