海の運動会

2016年10月07日(金) | 保育

おうちえんtelacoya921には運動会も発表会もありません。

でも、子どもたちからの発信であれば、それを形にするために大人も頑張ります!

今年はオリンピックがありました。子どもたちが興奮して話していました。ゴールの前で転んでも抜かされなかった人がいた、、、バトンを落とした人がいた、、、誰かが頑張っている姿に心が躍っているのがわかりました。

そして、毎年一色海岸で行われるミニトライアスロンの大会「HAYAMAN」
毎年ママやパパが出ていたので、知ってはいたけれど、何よりも今年は卒園児の1−2年生の姿に心が動かされていました。

このミニトライアスロンはスイム、パドル、ランの3種目。1−2年生がそれを一人でやりきる姿に、おひさまは「来年はオレも出るよ!」と言い出す子もいました。

順位じゃない!

やり切った あのカッコイイ1年生、2年生。

僕たちの知っているおひさまだったあのお兄さんたちが、とても辛い顔して泳ぎ終わって海から出てきた。すぐパドルを持ってまた走って海へ。フラフラになりながら戻ってきたら、すぐに砂浜をラン。見たことないような顔をして必死に走っている。そしてゴール。終わるといつもと同じように遊んでくれる。

カッコよかった。本当に。私たちスタッフもみんな涙がこみ上げてきました。

いつものtelacoyaの海遊びでニッパーボードを使ったり、泳げるようになったり、山遊びではトレランごっこをしたりしているおひさまが始めたHAYAMANごっこ。いや、彼らはごっこではなく、正真正銘のHAYAMANをやってたね。

そこで、いつもの「ビーサンフラッグ」(ビーチフラッグのビーサン版)、小学校の運動会を見てマネを始めた「騎馬戦」も入れて「海の運動会」をやろうということになりました。

3つの競技にはそれぞれおひさまの担当者がいて、担当のおひさまは競技の説明、進行などをします。

何度かやっている姿を見て、お山ちゃんにはHAYAMANは結構厳しいのでは??と感じたスタッフ一同。でも、ここで大人が決めてしまうのは筋違い。おひさまに相談しました。今までやってみてどう思う?と。

話し合いの結果。。。

みんなでやりたいと。

そもそも「田んぼチーム」の縦割りのチームがベース。その縦割りのチームの中で自分のチームのお山ちゃんの面倒はおひさまがちゃんと見るからということでした。

お山ちゃんには少々迷惑な話かもしれませんが(笑)どんな時も絶対に助けてくれるおひさまを信じて、懸命に頑張っていました。

「ビーサンフラッグ」

自分のビーサンを砂浜に立てて、スタートラインから走りビーサンを取って戻ってくるゲーム。
スタートのポーズもいろいろですが、子どもたちが決めます。例えば、、、ビーチフラッグのように腹這いで両手を顎の下で重ねてのスタートだったり、仰向けに寝てからのスタートだったりと色々。

毎回違うスタートなので、お山ちゃんたちはそれだけでもドキドキ。

海ちゃんたちは、おひさまに憧れて自分たちで決めます。妙なポーズになることも(笑)

砂浜を全力疾走するって大人はやったことありますか?結構大変なことです。子どもには勝てそうにありません。

お山ちゃんは、人のビーサン持って行ってしまう子がいたりといつも珍道中です。

海ちゃんは、女子が結構早いので、男子頑張れです!

おひさまは、みんな早くなって順位が毎回変わるので、誰にでもチャンスありです。

「騎馬戦」

二人が井桁に手を組んで一人を乗せる所謂「お神輿」と呼ばれるスタイルで、上に乗っている人の帽子を取り合うゲームです。

これも田んぼチームで相談の上、馬を強くするのか、上に強い人を乗せるのかの作戦を考えて臨みます。そうは言っても、おひさま、海、お山ちゃんのメンバー構成です。上に軽いからお山ちゃんを乗せて下を海ちゃんおひさまでがっちり固めるチームもあれば、おひさまが上でどんどん帽子を取るから!と馬をお山ちゃん海ちゃんで構成するチームも。どちらにもメリットデメリットがあることを経験して、おひさまはお山ちゃんを助けながら馬となり、海ちゃんを上に乗せて頑張ってもらうチームも。

上の人が「前に行って!!」と言っているのに馬が動かず、バランスが崩れてしまったり、馬ばかりが勢い出して上の人が落ちないように必死でつかまって帽子を取れずに終わっちゃったり(笑)

毎度ドラマありです。

「HAYAMAN」

田んぼチームの中で、スイム、パドル、ランを決めて、その田んぼチームが4チームずつ合体して、合計2チームで戦います。

最初の頃は、前の人から順番にスイム、パドル、ランと決めてしまって、スイムがお山ちゃん、パドルが海ちゃん、ランがおひさまということが多くて、スイムに任命されたお山ちゃんのプレッシャーったら。。。そこで、話し合って決めることになりました。お山ちゃんにどれをやりたいか聞いて、残りを海ちゃんとおひさまが話し合って決める。

田んぼチームでしっかりやり遂げることが、そのチームの結果にも繋がるわけです。

おひさまは一人で泳ぎたくないというお山ちゃんに付き添ったり、一人でパドルしたくないお山ちゃんに付き添ったりしながら、自分の番もこなすというアイアンマン(本物のトライアスロンに出る人たち)並みのタフさで頑張りました。

 

お山ちゃんは「海の運動会」に出て、一人で走る、一員として役目を果たすだけでもう十分に拍手です。今回、全員がやり遂げました。終わった後、始まる前までの不安そうな顔はどこかへ行ってしまい「楽しかったー」の笑顔が見られました。

海ちゃんは「それぞれの課題」に向かって頑張りました。海が苦手、チームの中で自分の要求、気持ちをどのようにコントロールするか、おひさまを手伝って頑張る海ちゃんの顔は、とても逞しく、終わった後は満足感でいっぱいの「楽しかった!」が聞こえて来ました。

おひさまはまた一つ上のステージに上がったような感じです。責任感とプレッシャーの中で、自分の力も出し切る。頭も心も身体もとても疲れていましたが、きっとその疲れは身体の真ん中でその子の心の芯に刻まれ、一つ上のステージでもまた頑張れる力の源になるような気がします。みんなのために、自分のためにの両方が考えられる立派なおひさまです!

今日の頑張る子どもたちを見て、共に心地よい疲れの中で次への期待が膨らむ私たちスタッフです。

実現出来て良かったね。たくさんの家族が見に来てくれて良かったね。全員でやり切って良かったね。

やり切ったみんながあの1−2年生と同じようにカッコよかったよ。

 

 

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