2013年1月

2013年01月19日(土) | 保育

 新年明けました、とっくに。
ご挨拶が遅くなりました。申し訳ありません。
昨年末から、最愛の父が入院、あと一週間くらい、という医師の言葉をことごとく覆すこと3週間。
懸命に生きてくれて病院で一緒に新年を迎えることが出来ました。
そして、皆さんにご迷惑にならないように、三が日を耐えたのか四日の朝、旅立ちました。

 父の入院から旅立ちまでtelacoya921を支えて下さった保護者のみなさま、子どもたち、スタッフのみんな、そして、たくさんの皆さま、本当にありがとうございました。皆さんが支えて下さったお陰で、とてもシアワセな親子でした。

 どんなに覚悟していても、どんなに分かっていても悲しみは深くまだまだ涙の出てしまう日も多いですが、唯一心から笑えるのはやっぱり子どもたちといる時です。今日という日を存分に楽しむ子どもたち。今を生きる、今を生きている そのものです。そこから出るまっすぐなエネルギーは、おひさまに向かって通じ合っているかのようです。やっぱりこれを大切にしなくちゃいけないな〜と痛感します。すると何か自分にもパワーが出てくるような気持ちになります。

 これからも未来の子どもたちの為に微力ではありますが、精進して参ります。どうぞよろしくお願い致します。

 さて、8日より仕事再開。4月には3年目を迎えようとしているtelacoya921も少しずつ地域の皆さんにも知られて来ました。また、私の東北への支援活動を通しても広がりが出来て、telacoya921の代表として様々な会の実行委員にお誘い頂くことが増えました。
今年は、自分たちの信じる「子どもたちにとって」から見えて来る本当に必要な子育てについて、もっと発信をして行こうと思います。
それは、行政が取り組もうとしていることとは全く持って逆行していますが、訴え続けて行こうと強く感じています。

子どもたちにとって……

すべて、この観点から見れば答えは簡単です。
本当に子どもたちにとって必要なことなのか?
本当に子どもたちが望んでいるものなのか?

そう考えると、現在待機児童ゼロに向けて躍起になっている行政の取り組みには?です。
保育園に勤めていた時から、ずっとずっと感じていました。
本当に保育園を必要としている「子ども」は誰なのか?どれだけいるのか?
まず言えるのは、それこそゼロです。保育園にいて愛情たっぷりの先生たちと一緒にいる方が、自分のお母さんといるよりもいい!と思っている子どもはゼロです。
お母さんといてもギャーギャーワガママ言うかもしれませんが、そこにお母さんの目が手があって欲しいと望んでいるはずです。子どもたちは。

簡単に子どもたちを預けやすくするシステムを行政が作る?
簡単に子育てを親がしない世の中を行政が作る?
簡単に子どもが親と一緒にいる時間を減らすシステムを行政が作る?

人生の中で一番手がかかるのが、生まれてからの数年です。ほんの数年だけです。あとは、巣立って行くのです。
子どもたちにも、その子の人生があるのです。親の人生とは別のその子の人生が。その人生を歩むのは、その子自身です。

それでも、それぞれの家族にはたくさんの背景があると思います。だから、一概に預けること=悪いことというつもりはありません。
本当は他人なんかに自分の大切な子どもを預けたくないはず。それでも、そうした方が良いと判断したり、そうせざるを得ない場合もあるはずです。
だから、もっともっと細分化して丁寧に考えてシステムを作って欲しいと思うのです。軸は「子どもにとって」それが良いのかどうか。

以前、保育園で主任をしていた時に園便りに書いたことがあります。
一生懸命、家族の為にお仕事をしているお母さん、お父さんに向けて。
保育園にいる時間がAちゃんとBちゃんでは1日に2時間違ったとします。
1週間で5日×2時間=10時間、1ヶ月で4週間としても40時間、1年間で12ヶ月×40時間で480時間も親子でいる時間に差が生まれます。
480時間を1日の24時間で割ってみるとなんと20日間分です。
20日間分、子どもたちは大好きな親との時間を我慢しているのです。どう考えますか?

世の中が、子どもたちが小さいうちは親といるべきだと言う考えになるといいなと思います。
子育て中の人には仕事も優しく。子どもといなくちゃダメだよと言うことが当たり前の。
それが出来ない場合は行政が手を差し伸べる。地域で手を差し伸べる。本当に必要な時に。昔の隣近所の支え合いのようなシステムを作り直す。
隣近所ではもう出来なくなって来ているのも実情だから。
小さい時の子どもたちは親の愛がすべてのはずです。
そして、それをベースに育って行くのです。その子の人生を歩んで行くはずです。その愛をベースに。

心のコップ

この話しをtelacoya921ではよくしますが、みんな心にコップを持っているという話し。

子どもの心のコップは、最初はパパのコップとママのコップだけ。
ママのコップの方がちょっと大きい(笑)
パパもたくさん遊んでくれるとパパのコップも段々大きくなって来る。
子どもはいつもこのコップを満たして欲しくて仕方ない。
いくら注いでも足りないかも!?
でも、ママのコップはママにしか注げない。
パパのコップはパパにしか注げない。
パパのコップが満タンでも、ママのコップが足りないと不満!

そのうち、おばあちゃんのコップやおじいちゃんのコップも出来てくる。

そのうち、大好きな友だちのコップや大好きな周りの人のコップも出来てくる。
趣味のコップや食べ物のコップもでてくるかな?
その人たちにしか注げないコップ。代わりに注ぐことは出来ない。

心の中にたくさんのコップが増えて来ると、ママとパパのコップは段々小さくなって来る。
これが子離れ親離れのサイン。
でも、決してなくなることのないコップ。このふたつ。

小さい子どもたちにとって、世の中がこのママとパパのコップを満たしてあげることが出来るように応援出来るといいなと心から思います。

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